【両親の不仲に対する心配編】双極性障害になった要因分析を自分なりにしてみる。

メンタル
kmmirr0 / Pixabay

前回の記事に引き続き、自分が双極性障害Ⅱ型になった理由について分析してみます。

※始めたきっかけはこちら
遂に完結!【全5回】双極性障害になった要因分析シリーズ始めます。

はじめにストレス要因をまとめておきます。

ストレス要因1:職場異動への不満
2:昇格試験のプレッシャー
3:両親の不仲に対する心配
4:子育て中の夜泣き
5:起業したい病

今回は”両親の不仲に対する心配編”です。

前回の記事はこちら

【昇格試験のプレッシャー編】双極性障害になった要因分析を自分なりにしてみる。

では、いってみましょう。

不仲を知るきっかけは日常の些細なやりとりから

筆者は関東に住んでおり、実家は九州にあるのですが、先日、観光を兼ねて帰省したときのことです。

母親「加湿器が欲しいんだけど、○○(父親の名前)に言っても買ってもらえないから、

△△(筆者の名前)のほうから、この家に加湿器が必要ということを○○に伝えてくれない?」

筆者「??・・・なんで俺が必要なん?自分で強く言ってみたら?」

母親「いや、○○が家の財布の紐握ってて、根がケチだから私から言っても買ってもらえないのよ。あの人、△△にはいつも甘いから、△△から伝えてほしいの。」

筆者「わかった。俺から伝えてみるよ」

母親「ありがとう。頼んだわ。」

筆者「お父さ~ん。この冬、乾燥するから新しい加湿器買おうよ!」

父親「そんなの必要ないよ。加湿器なら、押し入れの中にあるから必要なら今出すよー」

そう言って、父親は押し入れの奥から、これ最後に使ったのいつよ??というような古びた機能性のない加湿器(しかもカビっぽい)を出してきました。

 

それを見た筆者の中で何かがハジケます。

 

「お母さんが加湿器欲しいって言ってるんだよ(怒)!」

 

「お母さんから聞いたよ!お母さんが欲しいものをお父さんに伝えてもお父さんが買ってくれないって。」

「だから△△(筆者の名前)から伝えてくれないかって頼まれたんだよ。」

 

「そんな古びた加湿器で気持ちよく過ごせるわけないじゃん。

お父さんはもともと体が強くて風邪ひかないから気にしないだろうけど、お母さんのこともっと気遣ってあげてよ!!」

 

まさに火の玉ストレートです。

隠し事なしに母親経由で頼んでいることを怒り交じりに伝えます。

 

父親は面食らったのかしぶしぶ加湿器購入をOKし、筆者によってAmazonで加湿器を2台も購入されたのでした。(お代は父親から母親のことにお金を使った体を残すという意味でもしっかり受け取りました。)

親の今後は子にとっても心配ごとのひとつ

前述の筆者のやり方は強引でしたが、加湿器の例はただの一例にすぎず、本質的な問題解決に至っていません。

 

本質的な問題。

それは・・・

「父親が財布の紐を握っておきながらケチであり、それが母親の不満の原因になっていることです。」

 

家電に限らず、スーパーでの買い出しや交友費についても母親は不満を持っているようで半日常的に口喧嘩をしているようでした。

 

久しぶりに実家に帰ってきた筆者としては、この問題を見過ごすことができず、心の中では “原因を紐解いて何かしら解決してやらねば” くらいに大きく考えてしまっていました。

 

そうでもしないと、筆者がまた関東に戻ってしまうと両親の間で喧嘩の日々が止まず、ついには離婚してしまうかもしれない。

そんな心配が頭の中にありました。

夫婦どちらかにパワーバランスが拠りすぎているのはよくない

筆者の家庭状況について少し補足します。

母親はずっと専業主婦で生きてきたため、年金は父親が受け取るタイプです。

年金額から生活費を捻出し、母親に渡すのが一般的なパターンかと思いますので、その額の大小が争点になるというのであれば十分に理解できるのです。

 

しかし、筆者の場合は父親自体が生活費の紐を握っているため、家にかかる全消費に対して父親が全権を握っている一般とはズレた状態になっていました。

 

母親は、父親がケチな部分(=ズレにより生じた消費に対する不満部分)に対して、母方の祖母から受け取った遺産を当て込んで生活している状況でした。

 

夫婦としての一体感が全くない・・・

これが筆者が第一に抱いた感想です。

 

そして

母親がかわいそう・・・だから正してあげなくちゃ

 

楽しいはずの観光を兼ねた帰省にも拘わらず、筆者は二人を呼び止め真剣な家族会議を開いたのでした・・・

諦め・・・結局、人は感情で生きている

専業主婦なのに財布の紐を握らせてもらえない。

このことに関する母親の不満は相当なもので、ほぼ被害妄想と化していました。

 

母親の不満点その要因となる一般とはズレた財布の紐の握り状況を二人の間で明らかにしたところで、この日もやはり、母親の被害妄想化した負の思いが言葉の暴力化し、父親に対して口撃をしかけ口喧嘩へと発展してしまいました。

 

収集がつかなくなりかけたところで、筆者から二人にある提案をします。

 

“お父さんからお母さんに生活費を渡して、お母さんが生活費を管理したら?”

 

父親は母親の怒りに観念したのか、オーケーの返事。

ところが母親は・・・

まさかのノーの返事。

 

自分の不満点が解消される有利な条件に対してもノーの返事。

ここまで話の中で理論立てて原因を紐解いてきた筆者の中は?でいっぱいになり、一気によくわからなくなりました。

 

母親曰く「もう、長年、嫌な思いをしてきたから今更その問題がどうなろうが、もうどうでもよい。ただ、〇〇(父親)のために家計の管理も何もしてあげたくない」とのこと。

 

・・・

 

言わんとしていることはわからないでもないのですが、もう感情がねじれすぎてて、非力な筆者に二人の関係性の修復のお手伝いなど、到底できませんでした。

出来れば両親には仲良くいてほしい

当たり前ですが、両親には仲良くいてほしいと願っています。

 

筆者には妻と子がいます。

筆者が自信をもって円満な家庭生活を歩めるよう、両親には手本になっていてほしいです。

 

自分たちが仮面夫婦でありながら、息子の筆者に対して “家庭を大切にね~”なんて薄っぺらいこと言わないのでほしいのです。

長い年月が経つと夫婦の間においても、負の感情が芽生えてしまうことの実例を身近で示さないでほしいのです。

 

そんな、少々の不安を抱えつつ、筆者の帰省は終わりを迎え、また仕事の日々へと戻るのでした。

 

次回以降の記事に続きます。

ではでは。

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