ダイエットの基本!脂肪を落としながら筋肉をつけることは不可!

ダイエット
mojzagrebinfo / Pixabay

街でよく見かける謳い文句「脂肪を減らしながら筋肉をつけよう!」

果たしてそんなことが出来るのでしょうか。

脂肪を減らすことと筋肉をつけることは同時にできるのでしょうか。

そんな疑問に今日はお答えしたいと思います。

 

この記事を読めば

脂肪を減らすにはダイエット(減量)が有効であること、筋肉をつけるには筋トレ(増量)が有効であること

が分かります。

では、いってみましょー。

【いきなり結論!】脂肪を減らすことと筋肉をつけることは同時にはできない!!

いきなり、脂肪を減らしながら筋肉をつけることは無理なんて言われても納得できないですよね?

きちんと説明しましょう。

まずは超!超!基本的なことから

脂肪と筋肉は全く別物です。

体を鍛えることで脂肪が筋肉に変わったり、反対に暴飲暴食を繰り返すことで筋肉が脂肪に変わったりすることはありません!!

ここ、とても重要です。

脂肪と筋肉。

この2つはお互いを気にせずに独立して増えたり減ったりしていると理解してください。

では脂肪はいつ増えるのか、減るのか。筋肉はいつ増えるのか、減るのか。

それは、

体重が増えたり、減ったりするときです。
ここで皆さんに知識を授けます。

■筋肉と脂肪の増減メカニズム
・体重が減るとき

=>筋肉も脂肪も両方減る。
・体重が増えるとき
=>筋肉も脂肪も両方増える。

大事なことは、筋肉も脂肪も同じタイミングで増えたり、減ったりするということです。

言い換えると、筋肉を増やしながら脂肪を減らすことは大原則としてできないということになります。

筋肉も脂肪もどちらも体にとっては、細胞という面では同じであり、大事な構成要素です。

摂取カロリーが足りずに体が細胞を新たに作り出せないとき、つまりは減量せざるを得ないと体が判断したとき、筋肉も脂肪も両方落ちます。

逆に、摂取カロリーが消費カロリーより多く、体が細胞を新たに作り出す余力があるとき、つまりは増量するとき、筋肉も脂肪も同時につきます。

 

ここで皆さんは疑問が浮かびあがることでしょう。

「んじゃどうやって筋肉ついた腹筋バキバキの体になれるのよ」

と。

ここで大事なのは筋トレと食事管理(PFCバランス)になります。

実はしっかりと筋トレを行い、高たんぱく質、低脂質の食事バランスを整えることで先ほど示した”■筋肉と脂肪の増減メカニズム”の公式は下記に生まれ変わります。

■筋肉と脂肪の増減メカニズム(筋トレと食事管理を正しく行った場合)
・体重が減るとき

=>筋肉が減る量を出来る限り抑えながら脂肪を出来る限り減らす。
・体重が増えるとき
=>筋肉を出来る限り増やしながらも脂肪が増える量を出来る限り抑える。

ここで重要なのは”ターゲットとする量のバランス”です。

ダイエット中は筋肉減少量(小)、脂肪減少量(大)

増量中は筋肉増大量(大)、脂肪増大量(小)

となるよう、戦略的に筋トレと食事管理を徹底していきます。

そして、大と小の差分を十分に活かすべく、一年の中で増量期とダイエット期を設けて、自分の目指す体になるようボディメイクをしていくのが一般的なアプローチとなります。

以下に関連記事を置いておきますので是非一度見てみてください。

【完全版】唯一の正しいダイエット方法を大公開!! 

筋肉を大きくせよ!!超回復と筋トレ時の重量設定のコツを紹介

 

ここまでが理解できたあなたなら、周りの人からこのような悩みをされたとき素敵なアドバイスができるはずです。

(周りの人)「今は筋肉ないけど、夏までに細マッチョになるにはどうしたらいいんですか?」

的な質問に対する答えは以下になるでしょう。

(あなた)「それって筋肉をつけて、脂肪を減らすってことだよね?筋肉をつけるためには一旦増量して筋肉(と脂肪も)をつけてから減量して脂肪(と筋肉も)を減らす必要があるよ。
夏までに時間間に合うかな?
くっくっく・・・」

そして・・・

(あなた)「一年後の夏目指して今からがんばりましょう(迫真)!!」

と言えるようになっているはずです(笑)。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まだまだ脂肪は筋肉変わると本気で思っている人も多いこの世の中で、いかにして正しいダイエット知識をつけていくが鍵となります。

本ブログでは継続して正しい情報をお届けしていくつもりです。

ではでは。

 

 

 

コメント

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。