本日は有酸素運動の必要性についてです。
ではいってみましょう。
有酸素運動とは
運動は大きく分けて有酸素運動と無酸素運動に分かれます。
・有酸素運動:呼吸が楽にできる運動。比較的長時間行うことを目的とする。
ー>代表例:ジョギング、自転車、水泳など
・無酸素運動:呼吸をほとんど伴わない激しい運動。比較的短時間行うことを目的とする。
ー>代表例:短距離走、筋トレなど
代表例はあくまで代表例と捉えていただいて、注目すべきは動作中に呼吸が楽に行えているかどうかが定義になっているところです。
自分は有酸素運動をしたくてとりあえず走りだしたはいいけれどもジョギングの枠を超えて短距離走のときのように息切れを起こしてしまってないか。
もちろん逆のパターンもあります。
筋トレを始めたけれども負荷が軽すぎて有酸素運動よりになってしまっていないか。
そういった状況にならないように、あくまで狙った負荷を体にかけるようにしてくださいね。
ちなみに筋トレは無酸素運動に分類されるので本題とはそれますが、筋トレのときの適切な負荷設定について以下の記事で紹介しているのでよかったら覗いてみてください。
筋肉を大きくするには? 超回復理論からみた重量セットのコツについて
有酸素運動を行う目的
それはもうダイエットです(笑)
だいたい有酸素運動を20分以上行うと体に蓄積された体脂肪を消費し始めると言われています。
じゃあ、最初の20分間は意味ないの?と思われるかもしれませんが、実際はそうではありません。
最初の20分間は血液中のグリコーゲンという栄養素を先に消費しています。
① 有酸素運動を約20分ほど続けると血液中の栄養素を使い切ってしまう。
② ①の状態でさらに有酸素運動を続けると体内の栄養が足りなくて体が焦りだす。
上記2つ目の結果、仕方なく体内に蓄積された体脂肪を栄養素として取り出し始める。
こんなイメージを持ってもらえるとわかりやすいかと思います。
つまり最低でも20分は有酸素運動続けてもらって、それ以降からやっと体脂肪燃焼のボーナスタイムに突入すると考えていただければと思います。
ちなみに筋トレよりも先に有酸素運動をしたほうがよいとよく言われていますが、その理由は、筋トレ中もグリコーゲンを消費するため、有酸素運動で体脂肪を消費し始めるのにかかる20分の時間を短縮できるのが主な理由です。
短い時間でより効果を享受できるというわけですね。
体重別消費カロリーまとめ
以下に1時間あたりの体重別消費カロリーをまとめます。
運動 | 体重50kg | 体重60kg | 体重70kg |
ウォーキング | 150kcal | 180kcal | 210kcal |
ジョギング | 410kcal | 480kcal | 570kcal |
自転車 | 260kcal | 300kcal | 350kcal |
水泳(クロール) | 310kcal | 350kcal | 410kcal |
水泳(平泳ぎ) | 270kcal | 310kcal | 370kcal |
ちなみに、おにぎり一個はだいたい200kclです。
1時間頑張ってやっとおにぎり1個~2個ぐらいなんですね。
結構ハードですがこれも痩せるためには仕方なしというところでしょうか。
ちなみに痩せる仕組みと消費カロリーの大切さについては以下の記事でまとめていますので参考にしていただけると嬉しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では有酸素運動の定義に始まり、ダイエット目的で始めた場合の消費カロリーを一覧についてまとめてみました。
みなさんおお役にたてればうれしいです。
ではでは
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