今回はお仕事にちなんだキャリアショックのお話です。
前回、以下の記事で副業解禁の裏話について話をしたところ、多くの方から反響がありました。
今回はそれに繋がる話でキャリアショックについて解説をしたいと思います。
皆さんに関係のある結構シビアな話です。
では行ってみましょー。
キャリアショックとはなにか
皆さん、キャリアショックという言葉をお聞きになったことがありますでしょうか。
まずは用語の定義からスタートさせてください。
【用語の定義】
・キャリアショック
=>当初、思い描いていたキャリアが突如崩壊すること
続いて、キャリアショックの例です。
【キャリアショックの例】
- リストラ(キャリアへの影響:大)
=>やられたら本人はまず気づく
- 配置転換(キャリアへの影響:中)
⇒本人は気づきにくい(栄転おめでとうで済まされる)
- 働き方改革(キャリアへの影響:小)
⇒カモフラージュ(社員満足度向上の大義の元、残業時間短縮)
- 昇給率の低下(キャリアへの影響:中~小)
⇒隠密裏(実態が不明瞭。人事だけが内情を把握)
など
中には、えっこんなものまでキャリアショックに含まれるの?
といったものもあるのではないでしょうか。

ちなみに筆者はリストラ以外を除く下3つは経験しています。
それプラス、メンタルの病気にも一時期かかったので今思えば結構痛かったですね。
(参考)
双極性障害Ⅱ型と診断されました。
要は、当初描いていた想定よりも不可抗力によって収入が下がってしまうもの全般のことをいいます。
下の図を見てください。
我々が学生の頃、思い描いていた将来像は当初計画のような感じだったのではないでしょうか。
ですが、今や現実は下の矢印に近いものになりつつあるはずです。
晩婚化、少子化、ローン組めない、年金支給開始の遅れ
ここら辺がキーワードです。



老後2000万円問題が明確化し、お金が必要になった。
=>お金がないから子供が産めない。
⇒夫婦で共働きするしかない。
⇒仕事が忙しいから子育てする時間がない
⇒二人目を考えられない。
・・・負のスパイラルだね
キャリアショックの何が怖いのか、というと突然やってくる感です。
まだ20代であれば、転職などによっていくらでも回避することが出来ますが、40代あたりになってくると中々厳しい面もあると思います。
特にありがちなのは残業代を充てにして高額の住宅ローンを契約してしまっているパターン。
筆者が今のところ賃貸派でいる理由の一つに縛りプレイへのリスク回避がありますが、その一つがキャリアショックによる収入の低下です。
(残りは天災や隣人などのリスクになりますが、持ち家・賃貸論争はまた今度にします。)
まとめ
キャリアショックは不可抗力なことが多いです。
そして、突然、当たり前のようにやってきます。
いつ自分がぶち当たるか分からないものとして最初から捉えておくぐらいの気持ちが良いかと思います。
次回はキャリアショックを生き抜く術をご紹介したいと思います。
ではでは
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