NISAのメリット・デメリットと心構えについて

投資信託
geralt / Pixabay

2019年はじまりましたね。

早速、筆者も通常NISAでの2019年枠での購入が可能になっているのを確認しました^^

本記事ではNISAについて皆が備えておくべき、でもあまり周りに知られていない心構えの部分について解説します。

 

(2019.1.15更新)

2019.1.7付で2019年通常NISA枠一括投資しました

2019年のNISA枠を使い切りました。

【おさらい】NISAはメリットだけでなく、デメリットも存在する

通常NISA、あるいはつみたてNISAのメリット

通常NISA、あるいはつみたてNISAの第一の特徴であり、強烈なメリットとして、利益に対して税金がかからない、というのが挙げられます。

特定口座であれば20%の税金がかかるので、売却時の節税効果はかなり大きいです。

NISAと似たような制度に“iDeco(個人型確定拠出年金)”“企業型確定拠出年金”もありますが、こちらは売却時の利益だけでなく、つみたて金額がそのまま所得控除になるため、ダブルでの節税効果となりますのでより強力です。

逆に言ってしまえば、売却時に利益が出ていなければ通常NISA、あるいはつみたてNISAの恩恵は受けられないことになります。

 

通常NISA、あるいはつみたてNISAのデメリット

通常NISA、あるいはつみたてNISAのデメリットをご存知でしょうか。

それは、非課税期間終了後に特定口座などの課税口座に戻された際にNISA口座内での時価がそのまま課税口座内での取得金額となってしまう点です。

この事実はNISA口座を用いたばっかりに、かえって損をしてしまう事態に陥る可能性を示唆しています。

 

例を上げましょう。

例題

①ある一年間におけるNISA口座内での取得金額が仮に100万円だったとします。

②非課税期間終了時がちょうど暴落期と重なっており、①の時価が80万円に下がったところで特定口座に取得金額80万円として移管されました。

③数年後、特定口座内の80万円が元の100万円に戻り、①と同じ金額になったところで売却しました。

 

問題

特定口座内の100万円を売却した時に税金はかかるのでしょうか?

 

みなさん、わかりましたでしょうか。

正解はYESです。

特定口座での取得金額80万円が100万円に上昇したので、20万の利益に対する20%の税金とみなされ、4万円の売却に伴う税金が持っていかれます。

 

仮にNISA口座を利用せずに最初から特定口座しか使わなかった場合はどうでしょうか?

100万円の取得金額に対して、売却時の時価も100万円ですので利益ゼロとなり税金はかかりません。

 

このようにNISAには、

非課税期間終了時のタイミングにおいて、時価が取得金額を下回ってしまうと将来の特定口座内での売却時において、通常よりも余計に損をしてしまう。

という隠れたデメリットが存在します。

NISAは良くも悪くも自身の投資成績をブーストする!!

NISAのメリット・デメリットをまとめます。

【メリット】売却時に利益が出ていた時

==> NISA口座内で売却税がかからずお得!!

【デメリット】売却時に損失が出ていた時

==> 将来、特定口座内での売却時に余計に売却税がかかり損!!

これは要するに

NISAには、自身の投資成績の良いことは良い方向に、悪いことは悪い方法により作用する、投資成績をブーストする機能があると言えます。

 

このような相反する特徴を持つためNISAの利用方針には、以下のような二極化が生まれてしまいます。

メリット部分を十分に生かしたい人
より売却益がでそうなリスクの高い銘柄に投資すべし!!
(なぜならメリット部分は利益がでて初めて享受できるから)
デメリット部分を回避したい人
非課税期間終了後に確実に利益が出ていると言い切れるような、リスクの低い銘柄に投資すべし!!
そして、大事なのはここからです。
我々は皆、特定口座とNISA口座を同時に持った状態で1年をスタートします。

 

特定口座は世界ふしぎ発見!でいうところの、ひとしくん人形
NISA口座はスーパーひとしくん人形に相当します。
両人形の使うタイミングが難しいのは言うまでもありません。
2019年初頭に暴落から始まっていると言って、スーパーひとしくん人形を最初に使い切ってしまって、その後の暴落期間をひとしくん人形で乗り切るのもそれはそれで悲しいです。
 個人的には2019年の相場は2016年のそれに似ている気がします。
あくまで気がするだけです。
結局どのタイミングでスーパーひとしくん人形を使えばよかったか分かるのは来年になってからの後解釈の世界なのです。

通常NISAでなく、つみたてNISAであればほぼ負けない戦い方ができる

本記事では事前に説明しませんでしたが、通常NISAとつみたてNISAの違いは非課税期間の長さと非課税枠の大きさにあります。※ロールオーバー省く

通常NISAは非課税期間5年、非課税枠120万/年。

つみたてNISAは非課税期間20年、非課税枠40万/年。

筆者がネット上で調べた限りでは、国際的なインデックスに投資した場合、どんなに最悪なタイミングで投資した場合でも10年保持すれば90%以上の確率でプラスの成績に終わる。

そして、15年間保持すれば100%確実にプラスの成績になっているという過去データがあるようでした。

 

この事実は、通常NISAではなく、つみたてNISAを選べば、投資枠は小さくはなりますが15年保持しさえすれば、メリットだけを享受することができることを意味しています。

結局、素人は時間分散することで精神を和らげるに限る

筆者は本記事を書くぐらいですから、まぎれもない投資大好き人間でどのタイミングが良いとか悪いとか考えるのは大好きです。

ですが筆者も含め、このように考えること自体には(能力者、あるいは真の実力者でない限り)意味がないことだったりします。

 

投資の世界で重要なこと、それは暴落時に退散しないことです。

 

15年保持して100%勝つ。

 

そのために我々、素人に出来ることは長期・国際・分散投資です。

以下のリンクも併せてお読みいただければ幸いです。

相場急落時に平常心を保つ方法について

まとめ

いかがでしたでしょうか。

通常NISA、あるいはつみたてNISAに対する正しい心構えは、“自身の投資成績のブースト”です。

小さい額でも確実にプラスで終わりたいなら通常NISAでなく、つみたてNISAがおすすめですが、まずはゆったりとした気持ちでいきましょう。

ではでは。

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