【知らない人も割と多い?】保有する投資信託を乗り換える時の適切なタイミングについて

投資信託
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既に保有している投資信託が気に入らず、別の投資信託に乗り換えたいと思う場合、手数料の観点から適切なタイミングというものが存在します。

何年も投資信託をやっている人でも割と知らない、投資信託の乗換タイミングについて今日は解説します。

もう先に答えを言ってしまいますと、保有する投資信託の基準価額ができる限り下がって、利益がほぼ出ていない、もしくはマイナスのところで乗り換えたほうが良いです。

ちなみに”投資信託の乗換”とは保有するAを売って別のBを即座に買う行為のことでごく一般的に使われていますのでこの際に覚えておきましょう。

【超基本】投資信託は保有しているだけで手数料がかかる

まずは初歩的な話にはなりますが、投資信託は保有しているだけで”信託報酬”という名の手数料を取られています

自分で個別に欲しい株を選ぶのと違って、お金を運用してもらう投資信託という仕組み上、そこに手数料が入り込むのは当たり前と言えば当たり前なのですが、まずはこの手数料の存在を意識してあげる必要があります。

「手数料なんて口座から引かれていないし支払っているつもりはない!」

と感じるかもしれませんが、これは信託側の商売上手なところで、毎日算出される基準価額は実は手数料が既に引かれた値になっています。

信託報酬は通常%表示されており、各投資信託の商品ごとに予め決められています。

そこから自身が保有する額に対して年間でかかるものを日割ベースでじわりじわりと保有資産から引かれているというわけです。

よってできるだけ投資の成績を上げたいのであれば、可能な限りこの信託報酬の数値が低いものを選んであげる必要があります。

そもそも投資信託を乗り換える理由とは?

投資信託を乗り換えたいと思う主な理由は以下の2つです。

①同一投資対象で、さらに信託報酬が安い商品が出た。

=>ポートフォリオの変更はなく、単に保有コストだけを減らすのが目的

②投資対象を変更したい。

=>ポートフォリオ自体の変更が目的

ここでいう投資対象とは日本株全体、先進国債券などの地域x金融商品のつもりで書いています。

さて、今回ですが、②のポートフォリオいじる話を始めてしまうとそれだけで記事がいくつも書けてしまうので、本記事では①のケースを扱いたいと思います。

ちなみに乗換でなくて、同じAという商品を売却してすぐに買いなおす場合は、

・NISA口座枠の満期が来たので特定口座で買いなおしたい

・証券会社を移したい

というケースもあるかと思いますが、こちらもまた別の機会にお話しします。

特定口座であれば売却利益に対しても税金がかかる

さて、乗り換える理由①で述べた”同一投資対象で、さらに信託報酬が安い商品が出た。”ケースですが、すぐに乗り換えるべきかについてはよく考える必要があります。

なぜなら、もしその投資信託がNISA(もしくはつみたてNISA)でなく特定口座で運用されていて含み益があった場合、それを売却によって利益確定されたならば、そこで20%の税金を持っていかれてしまうからです。

売却に伴う20%の税金と保有し続けた際にかかる数%の信託報酬を天秤にかけてあげる必要があるのです。

これはしっかり計算しようと思うととても難しく、頭が疲れますので答えだけを覚えておきましょう。

冒頭にも書いていますが、保有する投資信託の基準価額ができる限り下がって、利益がほぼ出ていない、もしくはマイナスのところで乗り換えたほうが良いです。

なぜなら売却時の税金はあくまで利益が出ている場合にかかるのであって、利益ゼロなら支払う税金もゼロ!だからです。

一方で信託報酬というのは例え含み損が出ていたとしても保有しているだけでかかるコストです。

それなら税金かからないうちに乗り換えておいたほうが良い、と判断できますね。

税金や信託報酬などの無駄なコストのコントロールを制する者が投資を制す

の世界ですので覚えておきましょう。

含み益が出てないときに乗り換えて損しないの?

含み益が出ていないときに売却して損してしまわないのかという疑問を持たれる方も多くいるかもしれませんが、これについては問題ありません。

なぜなら投資対象が同一かつ、Aを売って即座にBを買うという前提であれば、金融商品の基準価額の値動きに基本的な違いは無いからです(信託報酬の大・小だけ投資成績に反映されます)。

言い方を変えると、保有する商品Aの基準価額が下がっているなら同じ割合だけ別の商品Bも下がっています。

同様に、保有する商品Aの基準価額が上がっているなら同じ割合だけ別の商品Bも上がっているはずです。

ですので売却時にかかる税金が差し引かれてしまうことぐらいしか購入タイミングに違いがでないことになります。

もし、乗り換えたい商品の成績が下がっていて、含み損が出ているのであれば今のうちがチャンスですよ奥さん!

含み益が十分に出ている投資信託を売却したい時にはどうすればよいか

さて、最後の悩みはこれですね笑

そもそもの保有資産金額が本人にとって小さければ、売却益も信託報酬もどちらも大した額ではありませんので、すっぱり売ってしまって気持ちを楽にさせてしまいましょう。

一度「この投資信託いらないなぁ」と思いだすと、ほんと邪魔に思えてくるので基本的には売ってしまうスタンスが個人的にはおすすめです。

では、最後の砦、”保有資産金額が本人にとってそれなりの額に達しており、それでいてなお、乗換の前後で信託報酬の%にたいして差がないパターン”

新たな素晴らしい商品に出会えた時に多い、てか結構あるぞ、このパターン笑。

これはお金の面では、乗り換えする必要なし、という話になりますが、本人にとってはなんだがムズがゆい状態が続いてしまいますね。

もう最後はお好みで(笑)!!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

投資信託の乗換時は含み益がない時が良いという話でした。

ですが保有している状態に嫌気がさしてしまったら、個人的には即売りしてしまってもいいんじゃないかと思ったりしますので、お好みという名の自己責任でうまく付き合っていきましょう。

ではでは。

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